全国高校共通テストでは,実施時点で身につけておきたいことがらが出題されます。 本来なら日常的な学習の中で,知識として定着させておくのが望ましいといえるものです。
とはいえ,現役の高校生にとって,高1から学習した内容を,着実に身につけていくというのは,実際には難しいところです。 次々と新しい内容を学習することに加え,部活動などで自分の自由になる時間も多くはないからです。
全国高校共通テストは,できた・できなかったで終わるのではなく,結果をもとに受験への備えを進めることが大切です。
弱点となっている点をしっかり確認して,基礎事項を学習して理解したり,覚えたりしておくこと。
そうした学習を,限られた時間の中で,少しずつ行っておきましょう。
基礎をしっかり固めるだけで,入試半年前からのラストスパートのときには,大きな違いになっているものです。
全国高校共通テストFocusは,そうした学習のための,効率的な復習プリントをデータベースとして持っています。 共通テストの結果から,個人ごと,間違えた設問に対応するプリントが手間なく印刷できて,先生方のフォローアップ指導を助けます。
入試のための応用的な学習のためには,高校3年の1学期までに学習した内容について,基礎の定着が必須です。 そのための指導の体制が,先生方の塾に整っていることと, そのことを生徒・保護者にしっかりと伝えることも,塾として大切なことだと思います。
全国高校共通テスト実施後のフォローには,大きく2つのことがらがあります。
一つは共通テストで出題された問題について,クラス単位の講義や個別指導で解説を行うことです。 出題のポイントや,間違えやすい点,クラス全体や個人への評価,そして今後の学習の方針を伝えます。
もう一つは,共通テストで見つかった弱点について,問題演習によって補強・定着を行うことです。 もちろん,短期間に広い範囲の補強をすべて実施することはできません。 それでも,機会があるごとに基礎の確認を行い,知識を再度引き出していくことで,少しずつ定着は進んでいきます。 加えて,生徒が自身の課題を理解しておくことで,時間ができた時の学習をより有効なものとすることができます。
全国高校共通テストの実施後は,しっかり解説講義や解説指導を行いましょう。
大問ごとに,出題のねらいや間違えやすいポイント,入試のための重要度などを解説します。
Focusは,充実した資料で先生方の講義を的確にサポートします。
ところで,生徒配布用の解説にも解法がひと通り説明されています。ただしこれは,解答に至る道筋などをひと通り示したものです。 これに対し,講義用台本では解説の中の特に注意すべきポイントなどを,講義する先生向けに説明しています。解説の中ではそのポイントにスポットが当たるように講義をしましょう。それに加えて,志望校のレベルと問題のレベルの比較,そして普段の学習の指針を示していくことが大切です。
講義や指導にかけることのできる時間に応じて,全体の傾向に合わせた講義を実施しましょう。 講義で扱わなかった問題については,ぜひ面談や学習カウンセリングで個別対応を行ってください。 きめ細かいフォローアップは,塾の魅力を高めてくれます。
文法や語法に関する問題で間違えた場合,その問題を1問解きなおすだけでは確認としては不十分です。
間違えた小問ごとに,周辺の文法事項などを含めて,基礎知識の確認と増強を行いましょう。
Focusを使えば,対応する範囲の復習用プリントを手早く用意することができます。
一方,発音,長文,作文などの問題では,大問ごとの類題による実践的な練習が効果的な学習と言えます。
Focusには類題プリントが用意されていますので,的確にフォローアップの問題演習を行うことができます。
どちらのタイプも,2種類のプリントが用意されています。
間違えた問題について,基礎事項や標準的な応用問題の確認を行いましょう。
高3になったころには,数学IAの内容を忘れてしまっている生徒も少なくありません。
また,はじめて学校で学習したときには,理解が不十分なまま過ぎてしまった箇所もあります。
練習問題を解いてしっかり知識を取り戻し,確かなものにしておきましょう。
Focusには,基礎事項のまとめ+確認問題の「基本」プリントが1枚と,応用問題の「練習」プリントが2枚用意されています。